2017年06月08日

大谷いまむかし 学内を巡ってみた!

みなさんこんにちは!
記者(ロマン)です☆彡

今回の企画は、大谷いまむかし!!
記者(ロマン)記者(卵焼き)で大学内を回り、大谷大学のに通ずるものを紹介します。
本学の歴史が感じられる場所を巡っていきましょう!(^^)/

まずはから谷大生を見守ってきた大谷大学の象徴、尋源館!

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(博綜館のガラスに移る尋源館)

皆さん毎日のように見ると思うので、あえて違うアングルからの写真です!
実はこちらが正面なのです。

尋源館は1913(大正12)年10月に建てられた後、1982(昭和57)年に改修工事が行われ現在の形になりました。
この建物は三島由紀夫の『金閣寺』に登場します✨

「……本館は古い沈鬱な赤煉瓦の二階建である。玄関の屋根の頂きに、青銅の櫓がそそり立っているが、鐘楼にしては鐘が見えず、時計台にしては時計がない。……」
(出典 『金閣寺』 新潮文庫 三島由紀夫 平成十九年七月二十五日)

描写にある通り、ランタンのような建物上部の塔には鐘がついていません。

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(慶聞館から撮影した尋源館の上部)

諸説ありますが、

「鐘の音があたりに聞こえるように、灯りがあたりをともすように、真宗の教えが四方八方に広がって、救いがありますように」という願いを込めて作られたが、飾らなかった

という話を授業内で聞いた方もいるのではないでしょうか?


それでは尋源館の中に入ってみましょう!

館内2階にあるベンチは、一見どこにでもあるものに見えますが、なんと尋源館の階段の手すりから作られているんです!Σ(・ω・ノ)ノ
その痕跡がベンチの裏にあるということで……
記者(卵焼き)が床に寝ころんで撮影した渾身の1枚がこちら!

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(尋源館2階にあるベンチの裏)

人が来なくてよかった……
危ない人のレッテルを張られてしまうところでしたね。


正面から出て博綜館を通り抜けると、尋源橋の欄干があります。

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(現在でも残されている尋源橋の欄干)

尋源橋は大正2年9月に架けられました。
紫明通りに流れている琵琶湖疎水が尋源橋の下を流れていたんだそうです。

かつては周辺に田園風景が広がっていて、鞍馬口通りから正門に続く「さくら道」と呼ばれる専用道路がありました。

昔の学生はさくら道を進み、尋源橋を渡って大学に通っていたのでしょう。
なんだかロマンがありますね……!!✨
ここを渡って悠々と登校したかったなぁ、と遠い昔に思いを馳せます。

残念ながら現在は欄干のみが残され、その門は閉ざされています。
現在の正門(旧東門)から見る風景はといえば、毎日遅刻寸前で走っている学生の姿ですかね……

ちなみに現在の北門(響流館側)の門柱は、かつては正門の門柱として使われていたものです。

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(北門の門柱)


続いて、学内でいちばん新しいの象徴である慶聞館へと向かいましょう!

慶聞館に行く途中にみられる2号館の時計は、目立たないところにあり、記者(卵焼き)に言われなければ通り過ぎてしまうところでした。

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(2号館の時計)

屋外の時計は学内でここだけ!
博綜館ができたことによりその役割を終えた今でも、誰の目にも止まらない場所にひっそりと建っています。


そうこうしているうちに、慶聞館に着きました。

入ってすぐのテーブルには「華厳」の彫刻が!

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(慶聞館1階のテーブルにある「華厳」の彫刻)

これは慶聞館建設に伴い取り壊された1号館の南側壁面に設置されていたものの一部です。
入学した当初は「何コレ!?」と思っていました。
この彫刻の正体は知らなかった方も多いのではないでしょうか?


そして、皆さんご存知の通り大谷大学では、キャンパス総合整備計画が行われています。
その一環で、2018年4月には慶聞館と響流館に繋ぐ連絡ブリッジが増設されます。
行き来が便利になり、雨の日でも濡れずに移動できますね!(*^^*)

423A1848.JPG
(ブリッジが連結される場所)

詳細は下記のアドレスをご参照ください。
(大谷大学HP http://www.otani.ac.jp/buildup_plan/nab3mq000003gx6d.html


このように著しい変化を見せる大谷大学。
その前身である東京・巣鴨の真宗大学が開校してからずっと大学の変遷を見てきたのが……
こちらの正門横の喫煙所前に立つ「知進守退」の碑です!

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(100年の星霜を見守る「知進守退」の碑)

東京から京都に移されてからも、学内整備に伴い場所を変えています。
ライトアップされた姿も綺麗ですよね✨

今回、に通ずるものをたくさん見つけることができました!
みなさんも学内を巡り、大谷大学の歴史に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか(^^)♪


☆おまけ☆ 〜今はなき建物〜

IMG_5789.JPG
(現在のプレハブになる前の至誠館 提供 学園祭実行委員会) 

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(取り壊された1号館)

新しいものができれば、消えゆくものもあるということですね……
寂しい気もしますが、こうやって大谷大学は変化を続けていきます。
今後の谷大に期待しましょう!

以上、記者(ロマン)でした!
また会う日まで☆彡


〜余談コーナー〜

皆さんこんにちは!記者(キャラメル)です。
今回の余談テーマは副幹(ムキサメ)よりゴーヤです。
副幹(ムキサメ)…。「ご」から始まることばって色々あるやん!
ゴマ団子とかゴディバとか!なんでゴーヤなんよ!
 ※記者(キャラメル)はゴーヤが苦手です。

話しをもどします。ゴーヤについて語りましょう。
ゴーヤ…。ゴーヤといえば、どんなに小さく切っても存在感を主張してくるやつですね。
どうしてもあの苦みが好きになれないんですよね…。
いつかは美味しく食べられるようになりたいものです。

今回のテーマがゴーヤだったので、次のテーマは「や」から始まることばということですね…
では「約束」にします!たぶん皆さん書きやすいはずです。
では、今回はこのへんで。


ラベル:大谷大学
posted by 大谷大学新聞社 at 20:00| Comment(2) | 行ってみた! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こういう企画は、なんだか新鮮でいいですね!

知らなかったことばかりで勉強になりました。
Posted by 谷大生 at 2017年06月08日 20:55
>谷大生さんへ

コメントありがとうございます!
ぜひ学内を巡ってみてくださいね。

頂いたお言葉を励みにこれからも誠心誠意活動していきます。
今後とも大谷大学新聞社をよろしくお願い致します!
Posted by 記者(ロマン) at 2017年06月11日 20:56
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